ネズミの「かじり癖」が火災につながる仕組み
ネズミは歯が伸び続ける習性があり、常に何かをかじって歯を削る必要がある。電気配線の被覆(ビニール素材)はかじりやすいため被害に遭いやすく、被覆が破れて配線がむき出しになると漏電・ショートのリスクが高まる。
実際に起きている被害
- 天井裏・壁内配線のショート:見えない場所で配線が損傷し、発見が遅れて火災に至るケースがある
- 家電製品内部の配線被害:エアコン室外機や給湯器の配線がかじられ、故障や発火の原因になることがある
- 車両配線の被害:ガレージに停めた車のエンジンルーム配線がかじられる被害も報告されている
火災リスクのサイン
- ブレーカーが頻繁に落ちる:配線の損傷による異常な電流が原因の可能性がある
- コンセント・配線周辺の焦げ臭さ:すでに軽微なショートが起きているサインかもしれない
- 天井裏からの物音とかじり跡:断熱材や木材のかじり跡と併せて配線被害が疑われる
被害を防ぐためにできること
ネズミが侵入した形跡を見つけたら、配線の損傷を放置せず早期に駆除・点検を行うことが重要だ。電気工事士による配線点検とあわせて、侵入経路の封鎖・忌避対策を同時に行うことで再発と火災リスクの両方を抑えられる。
まとめ
ネズミによる配線かじりは漏電・火災という深刻なリスクにつながる。異音や不審な焦げ臭さを感じたら放置せず、早めに専門業者による駆除と配線点検を行いたい。